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秋の芸能文化祭
恒例の「春陽荘秋の芸能文化祭」も数えば今回で五回目となります。本祭は淡路島が誇る無形文化財と春陽荘の有形文化財の融合を通して、島のルーツである文化の継承と保全の大切さを考え、地域の宝を再発見することを目的として開催しております。
今回の見どころは、三原中学校の郷土部による人形浄瑠璃、洲本市大野で毎週稽古にはげんでおられる「わらじクラブ」の和太鼓演奏、そして新型コロナがまん延する前にお越し頂いた落語家3人の豪華キャストで楽しんで頂ければと思います。
開催概要
開催日時:令和5年11月11日(土) 開場正午 開演午後1時 閉場午後4時半
開催場所:春陽荘 〒656-0012 兵庫県洲本市宇山2丁目5−4
◆淡路人形浄瑠璃の部 (三原中学校郷土部) ①戎舞 ②伊達娘恋緋鹿子 八百屋お七火の見櫓の段
◆和太鼓の部 (大野わらじクラブ)
①日本の響き ②太鼓ばやし ③宝の海 ④夏祭り ⑤鼓群 ⑥マサル
◆落語の部①かなり屋虎キチ 「時うどん」②素留亭どっぐ「雨乞い源兵衛」
③龍智屋打雲 「星野屋」
◆家主の案内による春陽荘見学会
料金
一般:2,000円、学生(小中高):1,000円一般社団法人春陽荘文化財保存会会員:ご招待
※未就学児は大人の膝上で静かにご覧ください。
申し込み
【申込先】0799-62-0534高山 090-4309-7973直通
先着20名様まで事前予約を受け付けます。ご希望の方は氏名、住所、電話番号、希望時間、人数をお伝え下さい。オンラインフォームもご利用ください。
※椅子席(6)をご希望の方は必ず事前に予約をお願いします。
郵便振替用紙を郵送致します。オンライン申込も受付中。当日参加もOK!
春陽荘
春陽荘は、昭和16(1941)年に、造船業で富を得た岩木家の社長宅兼事務所として建てられました。設計は家相方位学の権威である山本豊圓氏で、風水の思想にもとづいて設計され、地元の大工棟梁の斉藤三吉氏らが腕をふるい7年の歳月をかけて完成させました。
427坪の広い敷地には、貴賓館、蔵、客殿、寝殿、常住殿など8棟の建物があり、平成16年に国の有形文化財に登録されています。貴賓館など一部に近代的な要素も取り入れた優雅な和風建築群は、建築家出江寛氏により設計された塀や門扉とともに、調和のとれた趣あるたたずまいを創りだしています。平成16年に有形文化財として登録、平成29年3月に兵庫県景観形成重要建造物として指定されています。
近年、高齢化や効率のみを求める社会の風潮に伴い、島の風景やくらしも移ろいつつありますが、この春陽荘もまた所有者による維持がむずかしくなり、長く門を閉ざしたままになっていました。そこで平成27年、このままでは痛み失われかねない貴重な文化財を現代に活かし後世に残そうと、4代目となる新しい家主が買い受け、補改修に着手しました。
今日では再現が難しい伝統の技、職人の遊び心が光る意匠、そして歴史文化的な価値を知っていただき、淡路島の新たな国際観光資源として再生しようという試みです。貴賓館は宿泊施設として、また母屋常住殿では甘味処や特別料理企画をはじめ、淡路人形浄瑠璃、和装での撮影会やお茶会など様々な日本文化の継承の場として活用しています。伝統を守る一方で、文化庁事業のVRデジタル化にも参画しており、新たな活用法を模索しています。
環境負荷を抑え低炭素・循環型社会に資する運営に取り組みながらSDGs達成にも貢献するため、新しい命を吹き込まれた春陽荘が、「島が誇る伝統文化や風習」を広く世代を超え島内外に伝えていく“場”として、訪れる人だけでなく、地域の人びとにも親しまれることを願っています。
公式HPより引用 https://shunyoso.jp/ja/top/
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